データの冗長性
firestorageでは万一のトラブルに備え、RAIDによるストレージデータの冗長化を行っています。
RAIDとは?
データを複数のハードディスクに分散することで、性能と耐障害性を同時に確保するための技術です。ハードディスクへのデータの割り振り方や、データの冗長化の方法によって0~6までのレベルに分かれています。
通常の法人プランではデータの冗長化をRAID6で行っています。
- 【RAID6とは】
- データを複数ハードディスクに分散させて保存すると同時に、パリティ(データ を復元させる際に必要となる符号)が2種類作成されるためハードディスク2台分の容量が必要になります。 万が一、2台のハードディスク故障が発生しても、残りのハードディスクからデータの復元が可能です。ただし、3台以上のハードディスクが故障した場合は、データの復元ができません。
RAID6図解
- 通常時
- データを分散して保存すると同時に、パリティも計算・作成後、分散して保存
- 故障時
- 2台のディスクが故障してもシステムを止めることなく新しいディスクと交換
- 再構築
- 故障していない残りのディスクを利用してデータとパリティを再構築